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mkbkc’s diary

みやぎ教育文化研究センターの日記です。

7月25日

7月25日

 ちらっと見たテレビの番組で、フランスの方が「日本語にはとても便利なことばがある」と言っていた。そのことばは「すみません」だとのこと。

 それを耳にして「そう言われるとまったく考えたことがなかったが、なるほど『すみません』ってそうかもしれないな」と思った。

 考えてもみたことのないことばだったので辞典を引っ張り出してみた。

詳しく書いており、考えさせられたのが「決まり文句語源辞典」(東京堂出版)は次のように説明する。

「ごめんなさい」「ありがとう」「おねがいします」

   気がすむ、心がすむのスムに基づく。気もちに動揺がないことをスムと言い、スミマセンはあなたにこのようなことをしていただいては、私の心が澄まないという感じから、「ありがとう」に代わって感謝の気もちを表し、相手に謝るときにも言い、相手に依頼する時にも用いる。

その他はというと、「日本国語大辞典」(小学館)は「『申しわけありません』『ありがとうございます』。人にあやまる時、礼を言う時、依頼する時などに使う。」

広辞苑(4版)」は、「『済まない』の丁寧語。」ときわめて簡潔で理解不能。

 「決まり文句語源辞典」で考えると、自分がどんな場合に使っているかを思ってみると、なるほどいろんな場合に無意識に「すみません」と言っている。確かにベンリだ。

 いろいろ思い出しているうちに、この便利さが日本人をアイマイでイイカゲンにしているのではないかと思った。「すみません」だけを取り上げたが、他にもいろいろありそうだ。