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mkbkc’s diary

みやぎ教育文化研究センターの日記です。

7月5日

2014年7月5日

 うちのネコの名はクリ。6才。家の中ではオレのダイジな相手役。朝は、早く起きろと何度もオレの布団の周りを歩き回る。なんのことはない、早く食わせてくれという催促なのだが。起きるとオレの歩くところをすべてついて歩き、なんども足にからんでくる。食べるまで止むことはない。オレもからまれて悪い気はしないから時計を見ながらそうさせておく。  日中は外に出さないようにしているので、朝だけは必ず外に出す。玄関を大きく開けてやる。うれしくてもすぐには飛び出さない。夜から朝にかけて家の屋敷内をノラ猫がウロウロしている。その確認を忘れない。  かつて、何匹かいるノラのもっとも強いのにつかまって、さんざんやられて、腹を上にして「マイリマシタ」となっているところにたまたまオレが出ていき、ノラはユウユウと退散し、わがクリはなんともみじめな姿で家に入ったことがあった。  今振り返ってみると、どうやら、そのころからではないかと思う、玄関の内と外がネコのオシッコの匂いが急に強く感じられるようになったのは。玄関の内側の掃除をしても外側に匂いは変わりなく残っているのだ。  自分のエリアを明確にするためなのではないかと思う。この国の今と結びつけると、個人的自衛権の発動になるのだろうか。  それにしても、外側のはクリのしわざなのかどうかはわからない。あの堂々たるノラが玄関先までケチなことをするだろうか? クリの方だって、腹を見せてしまっておいて、玄関の外にまでエリア争いを広げる勇気があるだろうか?  いずれにせよ、ネコの世界には集団的自衛権の行使はぜったいありえないということは確か。  クリはこの日記を知らないからだが、人間の争いと一緒に話題にされたことを知ったら大いに迷惑なことだと機嫌を一気に悪くし、オレにしっぽをふらなくなるだろう。それでも、自分で決められるクリをうらやましく思うこのごろである。