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mkbkc’s diary

みやぎ教育文化研究センターの日記です。

5月30日

2014年5月30日

 5月が終わる。今月は遠くの大学から2人の院生の来室があった。ひとりは京都大学のSさん、もうひとりは広島大学のHさん。  Sさんは、図工の教科書を調べていて、今は教科書業界に存在しない、現代美術社版「こどもの美術」が他社とあまりに大きく違うことから、「なぜ・・」と調べ始め、「『子どもの美術』の編纂経緯と採択の壁―「商品ではない教科書づくり」の挑戦」を書いている。そのSさんとは、現代美術社の社長・太田弘さんと長いつきあいがあり、これも今は姿を消さざるを得なくなった生活科の教科書づくり(「どうして そうなの」「ほんとうは どうなの」)も一緒にやったということで、これまでもメール等での交換はあったのだ。メールでも感じてはいたが、Sさんは驚くほどエネルギッシュだ。自分が論文を書くだけでなく、とうとうその理解者をつくり、その人たちの力を借りて「子どもの美術」の復刻版をつくり広げることもしたのだ。そして、大田弘の仕事への追求をまだまだ終わりにするつもりはないのだ。  Hさんのテーマは、「新制大学発足時の『大学における教員養成』体制―東北大学の教員審査書類の分析を中心にー」。仙台に1週間ぐらい滞在。東北大学で話を聞き、その後、センターに2日間顔を見せた。Hさんもまた、しつこい? どこまでも追いつづける。いいかげんでないので、相手をしていて気持ちがいい。

 若い、これからの人と出会えたこの5月は、私にとってこれまでになくさわやかな月になった。