ずいぶん遅くなってしまったが、いま、6月の福田誠治さんの講演記録ブックレット「いま、フィンランドの教育から学ぶものは何か」を、県内の届けられる学校に届けて、実費での頒布をすすめている。
ぜひ多くの現場教師に読んでほしいという思いが強く、その働きかけから実際の配布までたくさんの方に迷惑をかけている。
昨日、見本を読んだというS中のKさんからファクスが送られてきた。それには、「読んで驚きました。これはいろいろな人にわたさなくてはと思い、20冊購入させてほしいです。どうぞよろしくお願いします。」と書いてあった。
ファクスが入るたびにうれしくなっていたのだが、このKさんの文はことさらうれしかった。「これはいろいろな人にわたさなくては」と思ったというからだ。
今日、大いに迷惑をかけているひとりのSさんが来室した。「M小に届けたら、申し込み後ひとり増えて7冊になった」と言う。M小は1学年1学級の小さな学校だ。また、Sさんのいる支部書記局でパートをしている「Yさんが8冊ほしい」と言っていたのでということで8冊持っていってもらった。
13年は残すところ5日だ。今年はファクスももう終わりだろうが、年が明けて、また県内のそちこちの学校から送られてくるだろう。もちろん、それがしばらくつづくことを願う。来年も何度もうれしさを味わえる期待をもって新しい年を迎えることを考えるだけで年甲斐もなくソワソワする。