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mkbkc’s diary

みやぎ教育文化研究センターの日記です。

2月4日

 31日夜、センター開設以来運営委員としてお世話になった石田一彦先生(尚絅大学)が突然お亡くなりになられたとの知らせがあった。ただただ驚く。1946年生まれの現職である。

 お忙しい時でも、運営委員会には休まずおいでいただき、センターにとっては大事な舵取り役になっていただいた。最近で言えば、センターの教育会館への統合については、会員制で自主運営をしてきた研究センターが、そのことによって今までの趣旨と運営を誤らないための細かい部分まで配慮した意見を出していただいた。これからますますお世話いただかなければならない方だったので悔しくて仕方がない。

 年に何回か、大きい仕事が終わった後に一緒に飲んでしゃべるのも私の楽しみの一つであり、そのことが次のエネルギーにもなっていたのだが、それも切れることになる。淋しいかぎりだ。

 石田さんに「教育の散歩道」というエッセー集(本の森社)がある。県教組の機関誌「教育文化」に6年間連載したものだ。

 連載は、愛犬「ごん」との散歩について始まるが、30回目は「愛犬との別れに想う」。ゴンが13歳で急になくなったのだ。その章を石田さんは次のように結ぶ。

   亡くなったいま、あらためて彼の存在の大きさを実感しています。「かけがえのない存在」というのは、よく聞かれる言葉ですが、いまそれがもつ重い意味をかみしめているところです。何かの役に立つからではなく、存在そのものがかけがえがないのです。誤解を恐れずにいえば、存在することそれ自体が人々に喜びをもたらし、役に立っているともいえるのです。ごんはそれを身をもって示してくれました。いまあらためてごんに出会えたことに感謝しています。

私たちにとって先生の存在それ自体が喜びだったのです。

研究センターのために貴重な時間を長い間割いていただいた先生に深い感謝の気持ちをもってお礼を申し上げます。ありがとうございました。

先生、さようなら。