mkbkc’s diary

みやぎ教育文化研究センターの日記・ブログです。

9月26日

 去年の12月、「かすかな光へ」の上映会と大田堯さんの講演会を実行委員会でもった。その後の反省会で、実行委員のひとり東北大の学生から学内での上映に取り組んでみたいという話が浮上、その場にいた人々の大きな喝采を受けた。

 その実行に向けての動きが夏休みに入ってようやく出てきて、昨日、センターに東北大の学生11人が集まった。センターを会場にしたわけは、太田さんの講演ビデオを見ることでスタートを切ることを考えてのことだ。

 それぞれの自己紹介にはビデオを見ての感想も入り、大田さんの講演ビデオは彼彼女らをしっかりとつかまえたようだ。上映会をもつことはすんなりと決まった。難航したのは日程。4年生は卒論、3年生は就活、2年・1年もいろいろかかえていて、聞いている私も驚くほどある。数名は、被災地での学習支援にも行っているというのだ。最終的には、冬休みに入る日の1222日に決定。

 次はどんな取り組みをするか。他大学へも積極的に働きかけること、そして、上映会までの間、大田堯さんの著書の読書会もすることを決めた。テキストはまず「教育とはなにか」(岩波新書)。月2回の例会、日時も決まる。

 最後に互いの連絡方法を確認して終え、それぞれ帰っていった。

 この間、ずっと同席していたが、その2時間ちょっとは私にとってたいへん気持ちのいい時間になった。上映会に向けての3ヶ月間の一つひとつが必ずや充実したものになっていくだろうと思いながら彼らを見送った。私にとっても楽しみがひとつ増えた。