mkbkc’s diary

みやぎ教育文化研究センターの日記・ブログです。

子どもたちの目の光に、私たちは何を思うか

いま、「スローライフ」(筑紫哲也著)を読み返している。2006年初版である。 ここしばらく、時間はあるのに、何をやっても長つづきしないので、古本屋通いも止め、書棚の本をなんとなく引っ張り出している。そんな自分が嫌で早く今の自分を抜け出したい…

季節のたより11 オオバコ

踏まれて生きる ふしぎな植物 オオバコは北海道から沖縄まで日本のどこにでも見られる植物です。その暮らしぶりは変わっていて、人に踏まれることで分布を広げるというふしぎな生き方をしています。 蔵王連峰の屏風だけの尾根道で見たオオバコ(右)。こんなと…

春さんと本との話

しばらく前から、私の蔵書は、邪魔者扱いされている。それもわかる。家の中に隙間があると、本がすぐそこに居座るからだ。先日、故あって、一部屋を緊急に撤去しなければならなくなり、何をどこになど考えることなく、そちこちに運び去られた。 いま、仕事を…

夏の講座・あれやこれや

この夏、センターが主催した『夏休みこくご講座』と、ついこの9月1日(土)に行った『第2弾 算数授業づくり講座』の報告をします。どちらも多くのみなさんに参加いただきました。ありがとうございました。 さて8月3日(金)に行った『夏休みこくご講座…

「東北の教育的遺産」が縁結びの神様に              ~インターネット時代の効用?

先月末のことである。午後に突然見知らぬ青年がセンターを訪れた。聞くと、宮城教育大学を会場に開催されている日本教育学会に参加のため来仙した早稲田大学の大学院生とのこと。学会開催中にネットで検索していたら、『東北の歴史的遺産』が目にとまり、ど…

急遽開催! 特別編だよ「道徳なやんでるたーる」

やっぱり学校の先生たちは、道徳の授業どうしよう? 評価はどんなふうに書けばいいかな?と、みなさんナヤンデルタールのようです。 夏休みが終わり、これからの学習会をどうしよう? 今度はどの教科で行おうかと思案していたところ、「道徳なやんでるたーる…

戦争と平和をどう記録し伝えるか

この夏も、8月の広島・長崎への原爆投下の日、そして終戦(敗戦)の日を中心に、様々な戦争と平和について考える特集番組が組まれました。 戦争体験者が高齢になっていくなかで、新たな資料などの掘り起こしとともに、その体験と声をどう記録(記憶)し、ど…

『算数授業づくり講座』第2弾は、今週土曜日(9/1)!

県内のほとんどの学校が、週明け月曜日から始まりました。夏休みを終えて登校してきた子どもたちとどんな授業や取り組みをしようかと、そのことで先生たちの頭の中は、もうフル回転かもしれませんね。 すでに8月初めにこのDiaryで紹介していますが、第2弾…

猛暑の夏に、「作文と教育」分科会に参加して

8月10日から行われた東北民教研・茂庭集会には、門外漢ながら「作文と教育」分科会に参加しました。次号「センターつうしん」の特集を何にするかの打ち合わせで、表現がテーマに挙がり、生活綴り方などが話題になったからです。恥を顧みず大胆に、そして謙虚…

季節のたより10 ツユクサ

澄んだ青色の美しさ 昔は染料に 草むらのなかに、ツユクサの花がぽっぽっと青い光をともすように咲いています。 ツユクサはツユクサ科の一年生植物で、夏至の頃から初秋まで、畑の隅や道端で花を咲かせます。よく見られるのは、夏の終わりから秋に向かう頃、…

『東北の教育的遺産』発行を喜ぶ

研究センターから、かつて小機関誌「よみかた東北」にほそぼそと連載しつづけられたものを1冊にまとめた「東北の教育的遺産」が発刊された。「よみかた東北」発行にかかわったひとりとしてたいへんうれしい。 この連載に力を尽くした宮崎典男さん・加藤光三…

第2弾『算数授業づくり講座』を開催します!  

6月に開催して好評いただいた「算数授業づくり講座」。第2回講座を行います。まだ先になりますが、夏休み明け9月1日の実施となります。今から予定に入れておいてください。 2年生は夏休み明けからいよいよかけ算の学習がはじまります。かけ算の授業風景…

季節のたより9 カワラナデシコ

万葉の昔から愛されてきた花 今は数少なく 図鑑では「カワラナデシコ」とのっていますが、普通に「ナデシコ」とよんでいるのが、この花です。 「ナデシコ」は漢字では「撫子」、つまり、撫でいつくしむように育てられた子どものようにかわいい花というのが、…

今年の東北民教研は、仙台・茂庭集会です!

東北の先生たちでつくる教育研究サークルが一堂に集まる東北民教研、今年夏の集会は仙台・茂庭荘で行われます。朝令暮改の教育改革のなか、改めて教育とは何かが大きく問われています。東北各地で日々さまざまな課題に取り組んでいるみなさんと教育のいま、…

8月3日は、涼しいなかで熱い話をしませんか?

いやぁ~、今日は暑かったですね。外は風が吹いているけれど熱風、息を吸えば身体のなかの細胞までじんわり熱くなってきそうです。暑さを避けて冷房のあるビルに入っても肌が火照って冷めません。 8月3日、みなさん予定はどうですか? こういう暑い毎日だ…

ブックレット『「憂憤録」の頃の私 』(中森孜郎 著) を刊行

みやぎ教育文化研究センターの設立時から所長を務めてこられた中森孜郎先生が、青年時代に書き留めておいた記録をまとめた「憂憤録」を刊行しました。 太平洋戦争の頃10代後半の、いわゆる「軍国少年」だった中森孜郎さん。当時の青年たちの思いを残した書は…

季節のたより8 コマクサ

荒野の 美しき開拓者 夏山のシーズンがやってきました。今回は身近な植物ではありませんが、高山植物をとりあげてみます。夏山らしい高山植物の代表としては、チングルマ、ミヤマキンバイ、イワカガミなどがあげられますが、その中でも存在感の際立つのが、…

夏休みの企画をまとめて紹介

夏休みは、普段できないことを始めたり、自分の興味・関心を広げたりするよいチャンスです。日ごろからご協力いただいている教職員組合でも、さまざまな企画が行われるようです。今回は、3つまとめて紹介します。なお詳細は、各主催にお問い合わせください…

ちょっと変じゃない?『いじめ問題再調査委員会』

先日、知り合いから気になることを聞きました。 南中山中の中学生いじめ自死の再調査を進めている上記委員会が、7月14日(土)に開催されたというのです。しかし仙台市の同再調査委員会のHPには、なにも開催のお知らせなどは記されていません。掲載されて…

東京エキストラ物語2 ~ 盗んだのは、✕ ✕ でした ~

お世話になった映画監督のボランティア・エキストラをしに東京に出かけたのが昨年の12月。それから、すでに半年が過ぎた。その間に映画は、なんと海外の映画祭で最高賞を受賞し、今や全国で上映されて大盛況。監督は、すでに次回作の制作に向けて忙しく、こ…

『夏休み こくご講座 2018』の案内

今年も「夏休み こくご講座」を行います。 さて今回は、午前中に先生方の学習会が予定されているということから、午後からの開催となります。講座は半日開催となりますが、1日開催に負けず劣らず中身の濃い充実したものにしたいと思っています。 講座の内容…

季節のたより7 ネムノキ

夕暮れに 眠りにつく葉 咲きだす花 ネムノキは万葉の昔より「ねぶ」の名で歌に詠まれていますが、多くの人に親しまれているのは、松尾芭蕉の「おくの細道」の象潟での句でしょう。 象潟や雨に西施がねぶの花 芭蕉にとって新潟は松島とならんで憧れの地。到着…

 第4回『 道徳なやんでるたーる』開催のご案内

『道徳なやんでるたーる』で毎回授業づくりの話題提供をしてくれていたKさんこと佐々木久美さんが、先週初めの校内研究で「ともだちやもんな、ぼくら」を教材に授業を行いました。学校のご厚意もあり、私たちも参観させていただきました。ありがとうございま…

【催し物の案内】子どもの教育を語り合う 市民みんなのホームルーム

瀬成田さんの「持論時論」をdiaryに掲載して一息ついていたら、センターでもお世話になっている方から《今度こういうシンポジウムをやるから、ぜひ宣伝してくれない》とチラシを渡されました。いつやるのだろうと思ったらビックリ! なんと今度の 日曜日(7…

部活動のあり方をみんなで考えてみませんか?

中学校教師の瀬成田さんは、現在の勤務校で震災学習やFプロジェクトなどの取り組みを精力的にされてきました。それらの内容は、度々テレビや新聞などでも報じられています。 今回は、教師の多忙化解消のうえで大きな課題ともなっている部活動について河北新…

第3回『道徳なやんでるたーる』報告

1回目、2回目と多くの方に参加いただきましたが、平日の水曜・夜の開催ともなると毎回参加というのはなかなか至難です。先生方もいろいろ予定というものがあります。3回目の今回は参加者がぐっと減るかも? と心配しましたが、黒澤明監督の「七人の侍」を…

映画と私、徒然なるままに ~ 仙台セントラルホール閉館を前に ~

6月21日の朝日新聞に、『名画に光 街の映画館閉館へ』の見出しで、仙台セントラルホールが6月末で閉館の知らせの記事が掲載された。 仙台市内で唯一の地元資本による映画館で、ミニシアター系の新作や旧作の上映に力を入れたが、インターネット動画の普及…

是枝監督と「DISTANCE」

カンヌ国際映画祭でパルムドールを受賞した是枝監督は、映画のみならず政界をも巻き込んで話題の人となっているようだ。 6月18日付朝日新聞は、『「助成」「公権力と距離」矛盾するのか』との見出しでそのことを報じている。事の発端は、林芳正文科大臣がパ…

季節のたより6 ドクダミ

古来からの 庶民の万能薬 外は雨。庭の草のかげから背のびして白い花が咲いています。ドクダミの花です。ほの暗いかげにうかぶ花の白さにはっとさせられます。 司馬遼太郎「街道をゆく」シリーズの挿絵で有名な須田剋太画伯は「この白は高い品格のある白磁で…

徒歩の効能 ~ 桑原武夫『一日一言』ルソーの言葉より ~

今、朝日新聞に連載中の「折々のことば」はおもしろい。何気ない日常のことばを掬い取って、短いことばを鷲田さんが添える。とたんに、そのことばが、読み手の前でキラキラと光り出す。ちなみに今日16日は「捨てるものが少なくてすむのは気持ちがいいです…